真宗大谷派 慶願寺
令和六年一月一日に発生いたしました能登半島地震、そしてその後の能登豪雨により被災されたすべての皆様に、あらためて心よりお見舞い申し上げます。
慶願寺におきましても、この未曾有の災害により境内の建物は甚大な被害を受け、本堂、山門、鐘楼堂、納骨堂は大規模半壊、本堂と庫裡を結ぶ渡り廊下ならびに庫裡は全壊し、本堂への立ち入りも許されない状況となりました。住職一家も住まいを失い、現在は金沢市へ避難しながら、復旧への歩みを模索しております。
慶願寺は室町時代に開基され、文明五年(一四七三年)には本願寺第八世蓮如上人の教えに帰依し、以来五百六十余年にわたり、念仏の法灯を護り伝えてまいりました。
この長い歴史は、一人の住職や一つの寺院によって築かれたものではありません。幾世代にもわたり、お念仏を慶び、聞法のご縁を大切にしてこられた門徒の皆様のお支えによって、今日まで受け継がれてきた尊い歩みであります。
しかし、このたびの震災では、多くの被災された方々が、今なお仮設住宅やみなし仮設住宅などで、不自由な日々を送っておられます。
そのようなお一人おひとりのお姿に接するたび、自らも被災者でありながら、皆様の悲しみに十分寄り添うことのできない無力さを痛感しております。そして何より、長年お念仏の声が響いてきた本堂が静まり返り、皆様とともに仏法を聴聞する尊いご縁が失われてしまったことは、言葉では尽くせない悲しみであります。
しかし、阿弥陀如来の本願は、いかなる苦難の中にあっても私たちを見捨てることなく、「ともに生きよ」と呼びかけ続けてくださっています。
そのお慈悲をよりどころとして、責任役員ならびに門徒総代と幾度も協議を重ねた結果、再びこの地に念仏の声が響き、誰もが安心して仏法に遇うことのできる聞法道場を取り戻すため、本堂、山門、鐘楼堂、納骨堂等の復旧・再建を目指すことを決意いたしました。
寺院は建物そのものが目的ではありません。
お念仏申す人々が集い、悲しみを分かち合い、阿弥陀如来のお慈悲に照らされながら、ともに生きる力をいただく場所であります。
この聞法の場を未来へと受け継いでいくことは、私どもだけの願いではなく、これまで慶願寺を護り育ててくださった先人へのご恩に報い、そして次の世代へ法灯をつないでいく大切な使命であると受け止めております。
しかしながら、復旧・再建には多額の費用を要し、寺院だけの力では到底成し遂げることができません。
このたび令和6年能登半島地震被災建造物復旧支援事業(文化財ドクター派遣事業)による調査を受けました。「本堂は、建築年代が明確で、屋根の葺き替えに伴い側周りの拡張したこともわかり、彫刻装飾も豊富で、建築年代の指標となる点で貴重である。本堂と庫裏の繋通路を反り橋状の渡り廊下とするのは珍しく、意匠的にも特徴のある建物」として、文化財に登録されることになりました。修理方法
石川県知事の確認を受け、「指定寄附金制度」を活用し、広く皆様からのご支援をお願い申し上げることといたしました。
誠に恐縮ではございますが、本制度の趣旨にご理解を賜り、慶願寺復興の願いにお心を寄せていただき、ご無理のない範囲で尊いご懇志をお寄せいただけましたなら、これほどありがたいことはございません。
皆様よりお寄せいただく一つひとつのお志を力として、再び本堂にお念仏の声が満ち、聞法のご縁が絶えることのない寺院として歩み続けることをお誓い申し上げます。
どうか慶願寺再建の願いに、お力添えを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
令和八年
宗教法人 真宗大谷派 慶願寺 代表役員 第二十世住職 日向順恵 責任役員・門徒総代一同
募集法人格:宗教法人 真宗大谷派 慶願寺
募集責任者:日向順恵
募集を行う事務所所在地:輪島市町野町金蔵オ123
連絡先:(担当)日向順恵(TEL)0768-32-0892
能登半島地震により減失又は損壊した当法人が所有する慶願寺の原状回復に要する費用に充てるための寄附金を募集します。
個人、法人問わず当法人が開設するホームページ等により広く全国に募集を行います。
46,488,000円
令和8年8月21日(所轄庁の確認の翌日)から令和9年3月31日までとします。
①銀行振込によるご寄附
下記の指定口座へお振込みください。
なお、誠に恐れ入りますが、振込手数料はご負担くださいますようお願い申し上げます。
金融機関名:北國銀行 みどり支店
口座名義:シユウ・キヨウガンジ
口座種別:普通預金
口座番号:78853
②寄附申込書によるお申込み
お名前、ご住所、ご連絡先、ご寄付金額をご記入のうえ、郵送、または寺務所へのご持参にてお申し込みください。
寄付申込書は寺務所にてお渡しするほか、ご希望の方には郵送いたします。
郵送先:輪島市町野町金蔵オ123
メール:kyouganjinoto@gmail.com
③現金書留によるご寄附
現金書留をご利用の場合は、必ずお名前、ご住所、お電話番号を明記した寄付申込書を同封のうえ、お送りください。
受付期間
令和8年8月21日(所轄庁の確認の翌日)から令和9年3月31日まで受付いたします。
※受付期間は復旧状況等により変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
(注)寄附金控除の対象となる寄附金又は法人の各事業年度の所得の金額の計算上損金の額に算入する寄附金を指定する件(令和6年5月27日財務省告示第144号)本文に基づく寄附金控除等の税制上の優遇措置を受けることを希望される寄附者に対しては所轄庁の確認書の写し及び当法人が発行する寄附受領書を送付いたしますので寄附を頂く際に必ず住所、氏名、お問い合わせ先をご連絡ください。
上記の専用口座で管理します。また寄附を受けて行う原状回復事業に係る会計と他の会計を区分して経理します。
寄附金の募集期間中は、当法人が開設するインターネットのホームページ等において募集要綱を公表します。また、寄附金の募集実績については15日ごとに、原状回復実績及び支出実績についてはついては1か月ごとにその経過を当法人が開設するインターネットのホームページで公表します。
なお、支出に係る領収書は5年以上保存し、寄附者等から閲覧の求めがあった場合には、これを開示できないことについての正当な理由がある場合を除き、その求めに応じます。
「指定寄附金」とは、公益を目的とする事業を行う法人等に対する寄附金で、公益の増進に寄与し緊急を要する特定の事業に充てられるものとして財務大臣が指定したものをいいます。
今般、財務大臣の指定があり、令和6年能登半島地震により滅失・損壊した公益的な施設等の復旧のために、宗教法人を含む公共・公益法人等が募集する寄附金で、一定の要件を満たすものとして所轄庁の確認を受けたものについては、指定寄附金として、寄附者は所得税又は法人税の税制上の優遇措置(※)を受けることができることになりました。
※寄附者に対する優遇措置の内容
個人の場合… 所得金額の40%又は寄附金額のいずれか少ない方の金額から2千円を控除した金額を所得金額から控除できます。
法人の場合… 寄附金の全額を損金の額に算入できます。
(石川県ホームページより)