慶願寺(きょうがんじ)は、輪島市町野町金蔵オ-123に位置する浄土真宗寺院(真宗大谷派)であります。もとは真言宗で西の坊と称していましたが、文明5年(1473)慶順が蓮如に帰依し改宗、永禄年中(1558~70)西了の代に寺号を許されたとされています。
寛文10年(1970年)から3年がかりで造られたもので、大きさは8間に7間5尺1寸あり(大正年間に改築され11間四方となる)、棟梁は二又源善という工匠である。内陣や堂内の組み物、翌年に出来た向拝の木鼻、獏頭などはすべて所口(現在の七尾市)の名工によって作られたとされています。
渡り廊下は本堂の北側にある庫裏へ渡る通路で、西側にある庭園への通路を確保するため、反り橋状になっています。大正2年(1913)撮影の古写真に写っており、釘はすべて洋釘で建築されております。
渡り廊下でカフェ 木の音(こえ)を営んでおります。(現在は震災の影響で休業しております)
輪島市指定有形文化財(美術工芸品)
昭和49年7月23日登録
作者不明ですが、その手法から柳田村石井の名工万松の作であろうといわれています。
輪島市指定天然記念物
昭和49年12月24日登録
石川県古庭園20か所のひとつ
中庭および境内には、ヒメコマツ(五葉松)ランカマツ、サワラ、コウヨウザン、コハウチワカエデなどが生育しています。